水虫とは?

水虫は、江戸時代ころから「水虫・田虫」と言われていて田んぼ仕事の季節に、田んぼに入ると水泡ができたり、
痒くなったりしたことから、田んぼの中に目に見えない虫がいて、その虫に刺されたと思い込んで「水虫」と
呼ばれるようになったようです。
 俗に言う、水虫は、足白癬と言われる白癬菌による感染症です。
足に水泡や発赤や痒みや痛みを伴う症状が一般的です。
白癬菌が原因であると突き止められたのは、1910年。
 まだ、水虫の原因が分かってから、100年程度しかたっていないんです。
日本人は、元々は靴を履く習慣がなく草履や下駄や雪駄を履いていたので
水虫になる人は少なかったと考えられますが、明治以降の欧米化の流れの中で、靴を履くようになり
一気に日本人の中にも、水虫が広まっていったと考えられています。
同じ白癬菌による感染症は、感染する部位によって
◆皮膚(下記以外)に感染:たむし
◆太ももの内側や陰部:陰金
◆頭に感染:白雲
と区別されています。
 水虫の元の白癬菌は、高湿度を好むため梅雨から秋口にかけて症状が悪化しますが、今は、冬場にブーツなどを履くことから
一年中水虫と戦っている状態です。
 特に、靴を長い時間履き続けるお仕事の方は、通気性が悪くなり蒸れて、白癬菌の活動が活発になりますから注意が必要です。
水虫の元の白癬菌は、角質内部へ侵入して、住む菌です。
この部分には、白血球がとどかないため、白血球による駆逐は期待できません。
 また、皮膚の新陳代謝の速度より早く侵入するため、自然治癒もほぼ期待できません。
皮膚だけでなく、足の指の爪と皮膚の間に白癬菌が侵入して、爪がぼろぼろになるのが「爪水虫」です。
爪水虫は、水虫の進行状況では末期にあたる状態で、爪がぼろぼろと崩れるようになった場合には、落ちた爪に
白癬菌が宿っているので、それにより感染を拡大することもあります。
 男の病気としての認知が長い間、続いてきたこの水虫ですが近年では、女子大生やOLの間でもブーツの流行や靴を履いた状態での
勤務時間の増大で、男ばかりの病気ではなくなってきました。

水虫の治療方法

実は、私も水虫に悩まされた経験があります。
足の指と指の間の谷間が痒くなり、痛くなりただれた状態になりました。
 私の場合は、市販の塗り薬を使って治しましたが、
ここでは、もうちっと詳しく色々と書きたいと思います。
 まず、水虫によく似た皮膚病がいくつかあります。
かぶれや疥癬(ダニによる皮膚感染症)、皮膚カンジダ症、アトピーなどなどです。
こういったものの中で、塗り薬を塗ると患部が余計広まってしまう皮膚病もあります。
ですので、なるべく皮膚科の専門医を受診するのが一番と言われています。
皮膚科では、外用薬(塗り薬が主)と症状がひどい場合には、
内服薬も処方されるようです。
 外用薬では、クリーム状のもの・液体タイプ・パウダータイプなど色々とあります。
症状に合わせて、使われるといいと思います。
 ただ、爪水虫の場合は、市販の薬では治らないので早めに皮膚科の先生を受診されたほうがいいようです。
人間の皮膚は、約1ヶ月間で生まれ変わっているそうなので薬を飲んだり、塗ったりを1ヶ月間続ければ
水虫に対して、効果があがると思われます。
 また、昔からの民間療法もありますね。
温泉、酢、アロエ、熱い砂の上を歩くなどなど。
症状によっては、酢を薄めた液に足を浸すなどは一部改善が認められるようなものもあるようですが、
専門家の方が言われるには、ほとんどは治癒しないようなものばかりだそうです。
 ですので、水虫のことをよく分かっている皮膚科の先生に診てもらうのが一番みたいです。

水虫の予防

私が水虫を撃退した後、唯一今でもやっていること。
仕事に行くときに履く靴は、毎日取り替える。
これをずっと、やっていますね。
水虫は、高湿度を好む訳ですから同じ靴を毎日毎日履いていると靴の中が蒸れて
水虫の大好きな条件がそろってしまう訳ですね。
なので、革靴を3足用意して、日替わりで変えています。
中2日あれば、靴の中も乾いてくれます。
できれば、5足あれば一番いいんでしょうけれど。
この他に予防法としては、
◆靴下
靴下を1日に1回お仕事中に履き替える。
こうすることで足の蒸れや湿度の高まりを抑えることができますね。
履き替えるのが面倒くさい人には、「5本指」靴下が効果的だと思います。
 特に、足の指の間がじゅくじゅくしている
ような水虫の場合は、それぞれの指が独立するのでいいと
思われます。
◆清潔&乾燥
お風呂に入って洗うときに、指の間や指先などを綺麗に丁寧に洗いましょう。
そして、洗ったあとはよく乾燥させましょう。
◆仕事場環境
仕事場で許されるのであれば、靴を脱いで、サンダルなどで
仕事をされると足が蒸れないのでいいです。
また、サンダルが無理なようであれば、時々靴を脱いで足を蒸れさせないように工夫してみてください。
◆足ふきマット
お風呂上りの足ふきマットは、吸水性の良いものを選択し、足の水分を良く取るものにして、
足の乾燥を速くするように心がけましょう。
◆はだし
自宅で過ごす時にはできるだけ何もはかず、はだしで過ごすようにするといいでしょう。
冬は、ちょっとつらいかもしれませんが。
また、水虫になってしまっている方が、ご家族にいる場合には、可能な限り、足ふきマットを別のものにするとか
足を清潔に保って、足の垢の落下を防ぐとかという他者との接触の機会をなるべく少なくするような工夫も必要かと思います。

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